Tokyo Metal Club インタビュー
Tokyo Metal Club Live in Otsuka Hearts+
デビュー作、”Tokyo Metalize”で鮮烈なデビューを飾った神奈川とロンドンのクロスボーダープロジェクトTokyo Metal Clubの東京支部が約1年の時を経て再び大塚ハーツプラスのステージに姿を現した。現在新作のレコーディング中という彼らの最新状況を、ギタリストでありメインコンポーザーの一人でもあるAG.Kに聞いた。
ADW:Tokyo Metal Clubをライブで見るのは久しぶりな気がします。
AGK:そうだね。最近は家に篭って新作の製作に集中していたんだ。デビューの時に比べて1曲、1曲綿密にアレンジに時間をかけているからかなり時間は掛かっているよ。
ADW:新作と言えば昨年リリースされた”Forever and a Day”は今までにない王道なヘビーメタルサウンドでバンドの新しい境地に到達したような気がします。
AGK:ありがとう。そうだね、あの曲を書くのはまるで高い山に登るような経験だったよ。頂上が見えたかと思うと霧が出てきてどちらに進めば良いのか判らなくなってしまうような気分になるんだ。それでも諦めずに進んでいるとある時突然ぱっと視界が開けて、「あぁ、これがこの曲のあるべき姿なんだな」って閃くんだよ。
ADW:聴いていてもとてもエキサイティングだと感じましたよ。
AGK:そう言ってもらえてとても嬉しいよ。あの曲は今制作中の2枚目のフルアルバムの一部になる予定なんだ。
ADW:2枚目のアルバム。それは初耳ですね。どんな作品になるんでしょうか?
AGK:そうだね。1枚目が俺の住むTOKYOについてのアルバムだったので2枚目はジェフ(リードシンガー兼メインコンポーザー:Geoff Vader)の住むロンドンについてのアルバムになる予定だよ。実はもうタイトルも決まっているんだ。
ADW:どんなタイトルになるんでしょうか?
AGK:それをここで言っちゃって良いのかな。まぁ、君だから話すけど新作は「The London Fire」とかそんな感じのタイトルになるはずさ。ロンドン、という町の名前と何かヘビーメタルっぽいフレーズを組み合わせたタイトルにしようと思っているんだ。
ADW:ヘビーメタルに拘っているんですね。
AGK:俺達は概念としてのヘビーメタルに拘っているのさ。
ADW:久しぶりのライブはどうでしたか?
AGK:そうだね。久しぶりのライブは…複雑な経験だったよ。まぁ、わかるだろ?
<続く>